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職務経歴書の書き方

作成日:2023/09/22

更新日:2024/01/11

職務経歴書の書き方

職務経歴書とは


最近では求人応募の際によく必要とされる職務経歴書ですが、「一度も書いたことない!」という人も多いのではないでしょうか?


職務経歴書とは、これまで自分が経験してきた職歴や、どんな技能を持っており新しい職場でどう活かせるか、これまでの仕事に対する姿勢などを記載する書類です。


職務経歴書の書き方をマスターすれば、面接官への自信の経験やアピールポイントをより「見やすく且つ詳細に」アピールすることができますので、強力な武器へとなり得るでしょう。


是非、一緒に取り組んでいきましょう!


職務経歴書の基本的な作成方法


基本はパソコンで作成


職務経歴書は履歴書と同様に市販されているものに書き込むケースとパソコンでの作成も可能です。


手書きであると気持ちも込めることができるメリットもございますが、誤字のリスクや読みやすさなども考えるとパソコンで作成するのがベストです。※手書きでの指定がある場合はそれに従いましょう!


職務経歴書のフォーマットは、インターネットなどでさまざまな書式が無料でダウンロードできますので、是非ご活用ください😊


タイトル


タイトルは一番上の中央にやや大きめの太字で見やすいように「職務経歴書」と書きます。


日付、名前


次に日付を右寄せで記載しましょう。


★日付は以前作成したものを使いまわすのではなく、面接日に合わせて変更をし、履歴書と同じ日付に統一するようにしましょう。そして名前は日付の下に続けて書きます。


職務概要


そして職務概要ではこれまでの経歴について書いていきますが、ここでは概要を簡単に書きます。


どのような会社へ就職し、どのような経験をし、どんな実績を残したなど200~300字程度にまとめましょう。


職務経歴


この項目では、上記の職務概要を勤務先ごとにもっと詳細に書いていきます。


まずは勤務先名(法人名等も含めて)・事業内容・資本金・従業員数を記載します。


そして常勤なのか非常勤であるのかの雇用形態と所属期間は〇〇年〇〇月~〇〇年〇〇月(〇年〇ヶ月)のような形で書くとわかりやすいのでおすすめです。


それから担当していた業務を書いていきますが、箇条書きにしておくと見やすくまとまります。


また、重要な点は業務を行う上で「どのような意識をもって、努力や工夫を凝らしていたのか」を書きます。


ただ「がんばりました」ではなく、「提案した新しいやり方が採用され、医療や療育の質が上がった」などの実績や評価をされたエピソードを交えて記載をしましょう。


この内容はれっきとしたアピールポイントになりますので、時間をかけてじっくり作り込みことが重要です。


資格やスキル


資格やスキルの項目では、自分がこれまで取得した資格や持っている特技などについて記載します。


履歴書にも同じ欄がありますが、こちらにも念の為書いておくと目を通してもらいやすくなります。


特に障害児支援のような仕事では、通所している子どもを送迎のため普通自動車免許を持っていることが必須だったり、重宝されることがあります。


また、趣味でピアノが得意であったり、絵を描いている人は実際の業務でも生かせたりと活躍の幅を広げられる可能性も十分にありますので、読みにくくない程度にできるだけ多く書いておくほうが効果的だといえるでしょう。


自己PR


自己PRは職務経歴書でもっとも重要な部分だといえるかもしれません。


面接担当官も人ですので、今日会ったばかりの人がどのような人間なのかということは見た目や少し話したぐらいではわかりません。


あなたのことを十分知ってもらえないまま不採用となってしまっては、あまりにももったいないです。


それを避けるためには、この項目でしっかりと自分をアピールして売り込んでいく必要があります。


できるだけ自分のことが伝わりやすいような内容や文章にしてみましょう。


具体的なポイントとしては、自分がどのような意欲を持っているのか、どれだけ熱意を持ってこの仕事に臨んでいるのか、ということを書くといいでしょう。


それがわかるような具体的なエピソードがあれば、とても伝わりやすくなるのでおすすめです。


それを読んだ採用担当者が、「この人にはぜひうちで働いて欲しい!」と思ってもらえるような内容にすることが重要です。


自分が採用担当者だったら、この内容で採用したくなるだろうかという視点で考えてみてください。


その際に気をつけたいのは、長い文章をひたすらつらつらと書くことです。


ぱっと見で読みにくい文章はそもそもちゃんと読んでもらえない可能性もあります。


できれば知人や家族などに読みにくくないかを確認してもらうのがいいでしょう。


職務経歴書作成のポイント


最後に職務経歴書を作成するうえで気をつけたいポイントについてまとめましたので、参考にしてみてください。


レイアウトは見やすく意識


辞書・六法全書・会員規約など、字がずらーっと並んでいると読む気が失せてしまいますよね。


文章は少し工夫するだけでも随分読みやすくなります。


ぱっと見でどこに何が書いてあるかわかるようなレイアウト配置にしましょう。


また、見出しについては太字にし、文章が長くなる場合は3~4行で改行するなどの工夫をすると読みやすさがグッとアップします。


応募先の情報を集めて活かす


自分目線で書くと、相手側が必要としている情報が得られないという事態にもなりかねません。


相手先の情報を集め、どのような人材を求めているのかを意識しながら書くと、採用担当者に良い印象を与えられる可能性が高まります。


リサーチはしっかり行うことが大切です。


ネガティブな情報はポジティブに変える


転職をするということは、今の仕事を退職するということになります。


応募先の施設もすぐに辞めてもらっては困りますので、退職理由はぜひ知りたいところでしょう。


「人間関係に疲れた」「給料が低かった」などのネガティブな理由にせず、「もっと自分が望む医療や療育をしたかった」などの前向きな理由にしましょう。


初めて療育関係の仕事をする場合は特に、どのように職務経歴書を書いてアピールに繋げればいいのかわかりにくいかもしれません。


面接では対話を行いますが、採用担当者にとっては、履歴書や職務経歴書が面接にきた人を知るうえでの一番の材料になります。


そのため、職務経歴書をしっかり書くことは、しっかり自分を知ってもらって採用される確率をアップできる方法なのです。


本当の自分を知ってもらえるように、この記事を参考に書いてみてください。

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